こどもの歯は虫歯になりやすい!なぜこどもの歯は虫歯にしない方がいいのか!
みなさんこんにちは。津島市・あま市エリアで歯科医院をお探しのみなさん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です。
みなさんはこどもの頃に虫歯治療で怖い思いや痛みがあって大変な思いをした経験はありますか?また、現在お子様が虫歯治療を受けている方はいますか?
今回はこどもの歯を虫歯にしてはいけない理由をお話します。
こどもの歯(乳歯)・生えたばかりの大人の歯(永久歯)は虫歯になりやすい
乳歯は生後6~8カ月で歯が生え始めます。
そして、歯の生え変わりは5~6歳ごろから始まり、12~13歳ごろに永久歯かすべて生えそろいます。
※歯の生え変わり時期と永久歯に完全に生え変わる時期には個人差があります。
乳歯と生えたばかりの永久歯は歯の質が弱く、表面も粗造で磨き残しが残りやすいため虫歯になりやすく、1度虫歯になると虫歯の進行はとても早いです。また、完全に生えてくるまでに時間がかかる為、両隣の歯のお手入れが行き届かず虫歯になってしまうことがあります。虫歯が進むと神経の治療が必要になるケースもあります。特に永久歯は、神経の処置をした歯は神経を取っていない歯に比べて半分ほどに寿命が短くなります。また、時期によっては歯の根っこが完成していないため、数年経ってから痛みが出て再度治療が必要になることもあります。
乳歯の虫歯を放置すると永久歯に悪影響を及ぼす
乳歯の虫歯を放置すると、永久歯に悪影響を及ぼす症例もあります。乳歯で大きな虫歯を作ってしまうと、乳歯の下で生え変わりを待っている永久歯に菌が感染します。そして永久歯が生えてきたときに、欠けたような形をしたり、虫歯ではないのに茶色い色をした歯が生えたりしてくることもあります。
乳歯の虫歯を放置すると歯並びにも影響を及ぼす
乳歯の虫歯を放置すると歯並びにも影響を及ぼすこともあります。大きな虫歯で、歯の交換時期よりも早く歯を失うことにより、永久歯が生えるスペースを十分に確保できなくなり、きれいに並ばないケースもあります。
虫歯を作らないために
①シーラントで虫歯を予防する
奥歯の噛む面は溝が深く歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れが付きやすいです。特に乳歯や生えたばかりの永久歯は歯の質が弱いため虫歯になりやすいです。シーラントすることにより溝が浅くなるため、汚れも付きにくく、虫歯予防になります。
②歯科医院での定期健診とフッ素塗布
シーラントをすれば虫歯にならないわけではありません。歯科医院での定期健診とフッ素塗布で歯質強化をしましょう。特に生えてきたばかりの乳歯や永久歯はフッ素を取り込みやすく虫歯予防により効果的です。
虫歯を作ると様々な影響を及ぼします。また1度治療した虫歯なども、治療完了したからもう虫歯にならないとは言えません。1度虫歯で治療した歯も繰り返し虫歯になるリスクはあります。
長く健康な歯を保つためにも定期検診はとても大切です。
また、虫歯は家族感染が原因でなってしまうことが多いです。
ぜひお子さまだけでなく家族の方も歯科医院で定期健診を受け、大切な歯を予防しましょう。