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| 9:00～12:00 | ● | ● | ● | ※ | ● | ● | ／ | ／ |
| 13:30～18:30 | ● | ● | ● | ※ | ● | ★ | ／ | ／ |
★：13:00～17:30
休診日：木・日・祝
※祝日のある週は木曜診療
手や顔など全身がかゆい
皮膚の色が赤い
皮膚に湿疹ができている
金属で皮膚がかぶれる「身体がかゆく、湿疹が出ている」
「皮膚科を受診しているが、症状が治まらない」
そのようなお悩みの原因は、歯科治療で使用された金属の詰め物の可能性があります。
むし歯治療の際に、削った部分を補うために使われた詰め物や被せ物の銀歯がもとで、金属アレルギーの症状が現れているかもしれません。
入れ歯に金属が使用されているものもあり、お口の中が苦い、口・顔・首筋などの皮膚にブツブツとした湿疹が出ている場合は、歯科治療が原因の金属アレルギーを疑ってみましょう。
金属が原因のさまざまなアレルギー症状のことをいいます。
免疫反応が金属に対して過剰に反応することで発症します。
「アレルギー性皮膚炎」の一種で、金属に接した部分に赤いブツブツができたり、触れていないところにまでかゆみを感じたりするなどの症状が出ます。
発症の原因となるものは、ピアスやイヤリング、ネックレスなどのアクセサリーのほか、時計、ボタン、ベルト、下着のワイヤーなどがあります。
そして、歯科治療で使用されている金属の詰め物も原因のひとつになるのです。
金属アレルギーには、触れたところだけ症状が現れるタイプと、全身に症状が現れるタイプの2種類があります。
歯科金属アレルギーの場合は、全身に症状が現れる「全身性金属アレルギー」です。
全身に症状が広がるタイプは、原因となる金属が身体の中に入り込むことで起こるアレルギー症状です。この場合、原因を突き止めることが難しいため、症状の改善まで時間がかかることがあります。
原因となるものが接触する場所に症状が現れます。アクセサリーや衣服などが原因になることが多くみられます。
歯の治療で使用された銀歯の詰め物などの金属が、お口の中で溶けてイオン化して粘膜から吸収され、汗として皮膚から分泌されることで全身に発症します。
歯周病の感染や歯の根の炎症によって、歯ぐきから血管内に細菌が侵入し、全身の感染症を引き起こし、掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）を発症することがあります。歯周病や歯の根の治療を行うことで、掌蹠膿疱症が改善するケースもあります。
膿がたまった湿疹が手のひらや足の裏にできる。
手のひらや足の裏、指と指のあいだに水ぶくれができる。
皮膚や粘膜に慢性的な炎症ができ、かゆみなどの症状が現れる。口の中にできた場合は白く変色し、潰瘍や口内炎ができることもある。
「全身型金属アレルギー」は、歯の治療に使用される金属が原因のほか、食事によって引き起こされる場合もあります。
チョコレートやココア、豆類、香辛料、貝類などにもニッケルやクロム、コバルトといった金属成分が含まれています。鉄分を補うために必要な要素ではありますが、金属アレルギーの方は摂取を控えるようにしましょう。
日本の歯科治療で詰め物として広く使用されていた素材で、水銀を多く含んでいるのが特徴です。お口の中で少しずつ腐食して水銀が溶けだし、身体に蓄積されて金属アレルギーを発症させる恐れがあります。今では保険診療の適用から外されています。
現在、歯科治療で多く使われている詰め物の素材です。強度が高く、強い力がかかる奥歯に使用されています。保険診療が適用されるので、費用の負担が少ないのが特徴です。
素材に含まれるパラジウムや銅がイオン化して溶けだし、金属アレルギーを起こす可能性があります。スウェーデンでは、妊婦や子どもには使用禁止となっています。
保険診療で一般的に使用されている、歯の土台に使われる金属です。腐食して金属イオンが溶けだし、金属アレルギーを発症させたり、歯や歯ぐきが黒くなったりすることがあります。
にしおわり中央歯科おやこ歯科では、患者さまの将来の健康を考え、皮膚科と連携を取りながら、丁寧に検査を行い治療を進めます。
わからないことや質問などがあれば、どのようなことでもおたずねください。
「歯の詰め物の金属アレルギーが原因かも？」という湿疹やかゆみがある方は、当院を受診しましょう。
連携している皮膚科を紹介します。
皮膚科にて皮膚疾患の症状を確認します。
歯科治療が原因ではない場合は、そのまま皮膚科にて治療を続けてください。
歯科治療が原因の金属アレルギーの可能性がある場合は、皮膚科にてパッチテストを行い、アレルギーの原因になっていると思われる金属が何であるかを調べます。
原因とされる詰め物を除去し、金属が含まれない材料で修復します。
アフターフォローで定期検診を行いながら、皮膚やお口の中の状態を調べ、経過を観察します。
皮膚科でパッチテストを行い、アレルギーの原因となる金属を特定します。お口の中の金属が原因だった場合、アレルゲンの除去を行います。
詰め物や被せ物に使われている金属を、金属が含まれない素材に置き換えます。入れ歯がアレルゲンの場合は、金属を使用していない入れ歯を製作いたします。
当院では、メタルフリーの素材を複数ご用意していますので、患者さまに合ったものをご提案いたします。ご希望がありましたらお聞かせください。
お口の中の状態を確認し、むし歯や歯周病の症状があれば処置をします。むし歯が悪化した歯の根の治療は「マイクロスコープ」を駆使し、精密な治療を行います。
また、耳鼻科との連携で扁桃摘出などを検討するケースもあります。
金属アレルギーの陽性反応が出た場合でも、金属を取り除くだけで症状がおさまるとは限らないため、あらゆる可能性を考えながら治療を進めます。
皮膚科疾患について歯科素材の金属アレルギーを疑ってご来院された、もしくは歯の治療中に金属アレルギーの症状が現れた場合、連携している皮膚科や耳鼻科と協力し、患者さまのお悩みにすみやかに対応いたします。
当院だけで治療を進めることはなく、皮膚科、耳鼻科などのそれぞれの視点から総合的に判断します。皮膚疾患には多くの原因があり、歯科金属アレルギーが原因であるとは限らないため、歯科として症状の軽減に貢献できるように治療を行います。まずは、当院までご相談ください。
金属アレルギーだと診断されても、原因となる金属を外しただけでは、症状がすべて改善するとはいえないのが現状です。長い経過観察が必要で、アレルギー症状が完全に治らないケースもあります。
また、金属アレルギーの心配がないメタルフリーの素材は、自由診療となるため、保険が適用されず費用の負担も大きくなりがちです。
にしおわり中央歯科おやこ歯科では、患者さまの負担を軽減できるように、ほかに原因が考えられないか慎重に検査を行ったうえで、必要な金属のみ交換しています。
皮膚科と相談しながら、日常生活で気を付けることなどのアドバイスを行い、症状の悪化を防げるようにサポートいたします。