むし歯になりやすい! 歯の生え変わり時期は要注意
こんにちは。
津島市・あま市エリアで歯医者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です。
6歳前後になると、歯の生え変わりが始まるお子さんが増えてきます。
この年齢のお子さんは、まだ磨き残しも多く、毎日の仕上げ磨きに一苦労ですよね。
実はこの生え変わりの時期は、これから何十年も付き合っていく「永久歯」を守るとても大切な時期なのです。
今回は、生え変わりの時期にむし歯になりやすい理由と、その時期のお口のケアについて、お話ししていきたいと思います。
◆生え変わりの時期って、いつ?
個人差はありますが、おおよそ6歳頃~13歳頃までに、すべての乳歯が永久歯に生え変わります。
まずは6歳~7歳頃に、下の前歯と、6歳臼歯という大きな奥歯が生えてきます。
次に7歳~8歳頃に、上の前歯が生え変わります。
その後は8歳~13歳頃までに、残りの乳歯が前から順番に生え変わっていきます。
歯は、生え始めてからしばらくはむし歯になりやすいため、この時期のお口のケアはとても大切です。
◆生え変わり時期にむし歯になりやすい理由
生え変わりの時期に、むし歯になりやすいのには理由があります。
・生えたばかりの歯は、まだ不完全で柔らかいため、むし歯になりやすい。
・乳歯と永久歯が混在して、デコボコしているため歯ブラシが届きにくい。
・生え途中の歯は、歯ぐきがかぶっていて、歯垢がたまりやすい。
・周りの乳歯にむし歯があると、後から生えてきた柔らかい永久歯がむし歯になりやすい。
◆初めての永久歯「6歳臼歯」のむし歯に要注意
6歳臼歯は、乳歯の奥歯の後ろに生えてくる「初めての永久歯」です。6歳頃に生えてくるため、そう呼ばれています。
6歳臼歯は噛む力が強く、噛み合わせや歯並びにも大きく影響する、とても大切な歯です。
6歳乳歯は、1年ほどかけてゆっくり生えてきます。
そのため、生えてきても乳歯に比べて背が低く、気づきにくいので、上手く磨けていない場合があります。
また、大人の永久歯よりも柔らかくて溝も深いため、むし歯になりやすい歯です。
◆大人が「仕上げ磨き」をしましょう
初めての永久歯が生えてくる6歳頃は、まだ自分でしっかりと磨くのは苦手です。
大人がきちんと仕上げ磨きをしてあげましょう。
むし歯予防の効果を上げるためには、歯と歯の間の汚れを除去するのがポイントです。デンタルフロスを使うと、掃除しやすいのでおすすめです。
◆乳歯のむし歯予防
乳歯にむし歯があると、むし歯菌が永久歯にまで影響を与える可能性があります。
乳歯は、いずれ抜けるからと手を抜かずに、乳歯のうちからしっかりケアしてあげましょう。
◆歯科で定期的にむし歯チェックやフッ素塗布を
定期的に歯医者に通い、歯質を強くする薬剤を歯の表面に施す「フッ素塗布」を定期的に受けましょう。
にしおわり中央おやこ歯科の定期検診では、お子さまの年齢やお口の状態に合った効果的な歯磨きの仕方をアドバイスいたします。
お子さまのむし歯予防について、ご心配な保護者の方は、どんなことでもお気軽にご相談ください。