コラム|津島市 歯医者 歯科をお探しの方は【医療法人津島 にしおわり中央歯科おやこ歯科】まで

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亜鉛の働きについて

こんにちは。
津島市・あま市エリアで歯医者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です 。

今回は、ミネラルの1つである亜鉛についてお伝えしていきます。

亜鉛とは?

亜鉛はたんぱく質と結合した状態で存在しており、約200種類以上の酵素の構成成分となります。

傷の治りを早めることや、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの材料になるなど様々な働きがあります。

亜鉛を多く含む食品について

牛肉の赤身やレバーなどのお肉、牡蠣やうなぎの蒲焼などの魚介類、油揚げなどの大豆製品に多く含まれていいます。

亜鉛はたんぱく質を含むものに多く含まれている特徴があります。

亜鉛と味覚の関係

亜鉛は味覚を正常に保つ栄養素としても知られています。

食べ物の味は、舌にある味蕾という器官で感じ取ります。

亜鉛は味覚の新陳代謝に関わるため、不足すると味覚異常を招くと考えられています。

子供と味覚障害?

最近の傾向として、味覚を正確に認識できない子供が増えています。

その原因に、ファストフードやお菓子などの味の濃い食べ物の影響があります。

お口に入れてはっきりとわかるような濃い味の食べ物を食べ続けると、味覚は刺激に慣れやすいため味覚を感じるセンサーが鈍ってしまいます。

また、偏った食事による亜鉛不や唾液の分泌量が少ない場合に味覚障害になりやすくなります。

レトルト食品やファストフードなどの加工食品には、亜鉛の吸収を妨げる添加物が使われていることもあり、食べ過ぎには注意が必要です。

亜鉛と合わせて摂りたい栄養素

①たんぱく質

亜鉛とたんぱく質を合わせて摂取することで、全身の新陳代謝が活発になり子供の発育を促す働きがあります。

また、免疫力を強化させ風邪などを予防する効果も期待できます。

②ビタミンA

ビタミンAには亜鉛の吸収を高める作用があります。

亜鉛とビタミンAを合わせて摂取することで、味覚や嗅覚を正常に保つ働きが高まります。また、亜鉛はビタミンAの代謝に関わります。合わせて摂取することによりビタミンAの抗酸化作用が促され、アンチエイジング効果も期待できます。

ビタミンAが豊富な食品は、レバーやしらす干し、ほうれん草、にんじんなどです。

亜鉛は摂り過ぎも、不足してもいけない栄養素です。

成長期の子どもに不足すると成長障害を招くおそれがありますので注意が必要です。また、亜鉛不足は免疫機能や生殖機能の低下、肌荒れなど全身に影響が及びます。

日常生活であまり注目されることは少ない栄養素かと思いますが、とても大切な栄養素です。
積極的な摂取をして、健康な食生活を目指しましょう。