本当は怖い…、銀歯のリスクについて
こんにちは。津島市・あま市エリアで歯医者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です。
みなさんは、歯科医院でセラミックのかぶせ物をおすすめされたことはありませんか?
そしてその度に、「金額が高いし…銀歯にします」と、断った方も多くいらっしゃるかと思います。
ですが、みなさんのお口の中にある銀歯が、実は体に悪影響を及ぼす可能性があることをご存知でしょうか?
実は保険適用で銀歯を使用しているのは日本だけなのです。
海外では、銀歯は体に悪い物と周知されており、使用する人はほとんどいません。
スウェーデンでは妊婦さんと子供に対して銀歯の使用を完全に禁止しているほどです。
今回は、恐ろしい銀歯の危険性についてお話します。
銀歯はお口の中で溶け出す
現在日本で一般的に使用されている銀歯は金銀パラジウム合金といって、金・銀・銅・パラジウム・亜鉛などが含まれています。なかでも、パラジウムは金属アレルギーを引き起こしやすいといわれており、パラジウムに対してアレルギーを持つ方は約20~30%もいるそうです。
銀歯は数年お口の中にあると劣化し、金属イオンが溶け出してきます。そして体内のたんぱく質とくっつき金属アレルギーを発症します。
問題視されている金属アレルギーについて
お口の中にある銀歯が原因となり、突然金属アレルギーを発症することも珍しくはありません。
金属アレルギーの主な症状は以下の通りです。
◇掌蹠膿疱症 (手のひらや足の裏に水疱や膿疱ができる疾患)
◇口腔扁平苔癬(口腔がんになる可能性がある粘膜疾患)
◇味覚障害
◇アトピー性皮膚炎
◇脱毛症 等
このような症状がある場合、ネックレスや腕時計などのアクセサリーだけではなく、お口の中の銀歯が原因になっている可能性があることを忘れないでください。
銀歯は虫歯の再発リスクも高い!
金属アレルギーの危険性以外にも銀歯には大きなデメリットがあります。
それは、汚れがつきやすいため虫歯の再発リスクが高く、また歯周病になりやすいという点です。
銀歯の寿命は約5~6年といわれています。「ある日突然銀歯が取れてしまい、歯科医院に行くと中で虫歯が大きく拡がっていた」というケースが大変多いのは、それほど長持ちしにくく、虫歯が再発しやすいという証拠です。
かぶせ物の選び方や考え方は人によって様々です。
見た目が美しく体に優しいセラミッククラウンや、歯が長持ちするゴールドクラウンなど、選択肢はたくさんありますので、ぜひ当院のスタッフにご相談ください。