赤ちゃんの歯が生えてくる時期はいつ頃ですか?
赤ちゃんの歯が生えてくる時期は、赤ちゃんにとって大きな成長の一環です。この時期は親にとっても楽しみや不安が入り混じった時期であり、赤ちゃんがどのように発育するのかを見守る重要なポイントとなります。今回は、赤ちゃんの歯が生える時期について詳しく解説していきます。
歯が生える時期
赤ちゃんの歯が生える時期は個人差がありますが、一般的には生後6ヶ月から8ヶ月の間に最初の歯が生え始めることが多いです。この時期は乳歯が生えてくる時期とされ、最初に生えるのは下の前歯(下顎の中央の歯)であることが一般的です。その後、徐々に上の前歯や奥歯が生えてきます。
具体的には、次のような順番で乳歯が生えていきます。
- 下の前歯(中央の歯):生後6ヶ月~8ヶ月
- 上の前歯(中央の歯):生後8ヶ月~10ヶ月
- 上の前歯(隣の歯):生後9ヶ月~12ヶ月
- 下の前歯(隣の歯):生後10ヶ月~12ヶ月
- 上の第一乳臼歯(奥歯):生後12ヶ月~16ヶ月
- 下の第一乳臼歯(奥歯):生後12ヶ月~16ヶ月
- 上の犬歯(糸切り歯):生後16ヶ月~20ヶ月
- 下の犬歯(糸切り歯):生後18ヶ月~20ヶ月
- 下の第二乳臼歯:生後20ヶ月~30ヶ月
- 上の第二乳臼歯:生後20ヶ月~30ヶ月
全ての乳歯が生え揃うのは、だいたい2歳半頃とされています。この時期までに、赤ちゃんの口の中には20本の乳歯が揃うことになります。
歯が生える時期の個人差
赤ちゃんの歯が生える時期には個人差があります。ある赤ちゃんは生後4ヶ月ごろに歯が生え始めることもあれば、逆に生後12ヶ月を過ぎても歯が生えないこともあります。一般的に、早く歯が生える赤ちゃんは、その後の成長も早い傾向にありますが、遅れて生える赤ちゃんも、問題なく発育することがほとんどです。
ただし、歯の生え方に関して心配なことがあれば、かかりつけの小児科医や歯科医に相談することをお勧めします。例えば、歯が生える順番に偏りがあったり、歯があまりにも遅かったりする場合には、何らかの異常がある可能性も考えられるため、専門的なアドバイスを受けることが大切です。
歯が生える時期に見られる症状
赤ちゃんが歯が生える時期に、いくつかの症状が現れることがあります。これらの症状は「歯が生える」ことによる自然な反応であり、痛みや不快感を伴うこともあります。代表的な症状は以下の通りです。
- よだれが増える:歯が生えてくると、歯茎が刺激されて唾液の分泌が増えることがあります。これにより、よだれが多くなり、服や肌が濡れることがあります。
- かみたい欲求:赤ちゃんは歯が生えるとき、歯茎に不快感を感じることがあります。そのため、何かを噛むことで痛みを和らげようとします。おもちゃや手を噛んでいることがよくあります。
- 機嫌が悪くなる:歯が生える過程で痛みやかゆみを感じることがあり、赤ちゃんが泣いたり、機嫌が悪くなったりすることがあります。
- 食欲の変化:歯が生え始めると、固い食べ物を食べるのが難しくなることがあり、食欲が低下することがあります。
これらの症状は一時的なもので、数日から数週間で落ち着きます。もし、赤ちゃんが極端に不機嫌であったり、発熱や下痢などの異常が見られる場合は、他の病気が原因の可能性もあるため、医師の診断を受けることが重要です。
赤ちゃんの歯のケア
歯が生え始めたら、早い段階から歯のケアを始めることが大切です。赤ちゃんの歯はとても繊細で、虫歯になるリスクもあります。まずは、ガーゼや指サック歯ブラシを使って、歯が生えている部分をやさしく拭いてあげましょう。歯ブラシを使う場合は、赤ちゃん用の柔らかい毛のものを選び、少量のフッ素入りの歯磨き粉を使うと良いでしょう。
また、赤ちゃんが歯が生えてきたら、甘いお菓子やジュースを控えめにし、歯を清潔に保つことを意識することが大切です。早い段階で歯のケアを始めることで、将来的な虫歯の予防につながります。
まとめ
赤ちゃんの歯が生えてくる時期は、生後6ヶ月から8ヶ月が一般的ですが、個人差があります。歯が生え始めることで、赤ちゃんにはいくつかの症状が現れることがありますが、これらは自然な発育の一部です。歯が生えたら、早期からケアを始めることが重要です。赤ちゃんの歯の成長を温かく見守りながら、適切なケアをしてあげましょう。
このページは院長が監修しています
- 監修 院長 田中 貞明
- 2021年4月 にしおわり中央歯科おやこ歯科 開業
- 学校保健県立学校部学校歯科医理事


