体と歯を守るための食材について
こんにちは。
津島市・あま市エリアで歯医者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です 。
みなさんは、まごわやさしいという言葉をご存じですか。
今回は、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」についてのお話です。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」は、和の食材の頭文字を並べた言葉になります。
〇「ま」というのは、豆を意味しています。
豆にはビタミンB群が豊富に含まれており、エネルギーなどの代謝に重要な役割を果たしています。
大豆はマグネシウムなどのミネラル類も含んでおり、沢山摂ることにより歯質の強化につながります。
〇「ご」というのは、ゴマを意味しています。
ゴマにはカルシウムが含まれおり、カルシウムは歯の形成に欠かせない重要な栄養素です。
カルシウムはビタミンDと同時に摂取すると吸収されやすい特徴がありますので、一緒に摂取することが望ましいです。
〇「わ」というのは、わかめ(海藻)を意味しています。
わかめには水溶性食物繊維のフコイダンというネバネバの成分が含まれています。
フコイダンは免疫細胞を活性する働きがあり、免疫力を向上させる効果が期待されています。
海藻に含まれている食物繊維は歯周病を引き起こす糖の吸収を抑制する効果もありますので、積極的な摂取が理想的です。
〇「や」というのは、野菜を意味しています。
野菜に含まれるビタミンAは歯のエナメル質を強化する働きがあります。
ビタミンAは体がカルシウムを利用するための手助けをしてくれる栄養であり、骨や歯の成長と修復を促し健康な歯を維持するのに欠かせない栄養素です。
〇「さ」というのは、魚を意味しています。
魚にはタンパク質が含まれています。
タンパク質は筋肉や血液、臓器を作る働きがあり、細菌やウィルスから体を守る力もタンパク質によってつくられます。お子様にとっては体を健やかに成長させるために欠かせない栄養素です。
タンパク質は骨や歯の土台を作る大切な栄養素であり、大人の場合で体重1kgあたり1gのタンパク質の摂取が望ましいです。
〇「し」というのは、しいたけ(きのこ)を意味しています
しいたけ(きのこ)にはビタミンDが含まれています。
ビタミンDは食事からのカルシウム吸収を促進し、骨を丈夫に保つ働きがあります。
不足すると、骨の強度が落ちてしまい骨折や骨粗鬆症を招く恐れがあります。
また、歯を支えている骨もやせてくるため、歯が抜けやすくなり、歯周病が悪化しやすくなるため注意が必要です。
〇「い」というのは、芋を意味しています。
芋にあてはまる食材としてじゃがいもには、ビタミンCやビタミンB群などの栄養素が多く含まれています。
フランス語でじゃがいもは「大地のりんご」との呼び名もあり、りんごに匹敵する栄養があるというのが由来です。
じゃがいもに含まれるビタミンCは、歯周病を予防する効果や歯の象牙質を強化する働きがあります。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」の食材が何かお分かりいただけましたでしょうか。
ぜひ普段の食事に取り入れていただけたらと思います。
和の食材を摂取的に摂ることでご自身の歯と健康を守っていきましょう。