コラム|津島市 歯医者 歯科をお探しの方は【医療法人津島 にしおわり中央歯科おやこ歯科】まで

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※祝日のある週は木曜診療

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アルコールと歯周病の意外な関係性について

こんにちは。 津島市・あま市エリアで歯医者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です 。 

皆さんは、日常的にどれくらいお酒を飲んでいますか?

実は、お酒も飲みすぎてしまうと歯周病や虫歯の原因になってしまうと言われています。

今回は、お口の中とお酒(アルコール)の関係性についてお話していきます。

アルコールは、適量であればお口の中に与える影響はほとんどありません。

しかし、過剰に摂取している方、アルコール依存症の方は注意する必要があります。

アルコール依存症の方は、平均して3倍も虫歯の本数が多いと言われています。(厚生労働省より)

なぜ気を付ける必要があるのか。

アルコール依存症になると、飲酒のコントロールができないため私生活に支障をきたします。重度のアルコール依存症に陥ってしまうとお酒中心の生活になっていき食事もまともに取らず、体が衰え免疫が低下していきます。また、お酒ばかり摂取し、水分補給を行わないため脱水状態になります。

唾液は、体の水分を使用し生成されるため、脱水の状態では分泌されず唾液が減少し口腔内乾燥を引き起こします。唾液にはお口の中の菌の活動を抑えるなどの作用があります。その唾液が、少なくなっているため虫歯や歯周病になりやすくなるのです。

そのほかにも、アルコール依存が原因でお口の中に影響を起こすことがあります。

アルコール依存が及ぼす口腔内への影響

1前歯や唇に損傷や傷

お酒を飲むとふらついて顔をぶつけやすくなるため損傷や傷ができます。

2プラークや歯石が付きやすくなる

飲みすぎや意識力が低下すると歯みがきをせずに寝てしまうことが多くなります。そうするとお口の中の環境が悪くなります。

3虫歯のリスクが高くなる

嘔吐をしたりすることでお口の中が酸性に傾きます。胃酸は酸性度が高いため歯が溶けてしまいます。歯は溶け出すことで虫歯になっていくため虫歯になりやすくなります。

4歯周病になりやすい

プラークや歯石が付着している期間が長くなるため、歯周病になりやすいお口の中になります。

「お酒は飲んでも飲まれるな」そんな言葉があるようにお酒の飲み方には注意が必要です。

様々な場面でお酒を飲む機会があるかと思います。自分の限界を知ることがとても重要です。

今日はここまでとルールを決めて飲むことも一つではないでしょうか?

お酒は、自分の限界を知ったうえで飲むことが大切です。アルコール依存症になってしまうとお口だけでなく私生活にも大きく影響してきます。

アルコール依存症には特定の薬はありません。自分自身でコントロールし、体の健康だけでなくお口の健康も守りましょう。