歯を失って放置するとどうなる?
こんにちは。
津島市・あま市エリアで歯医者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です。
日本人が歯を失う理由で一番多いのは、1位が「歯周病」で、2位が「むし歯」です。
つまり、歯を失うのに年齢は関係ないのです。
歯は重要な役割を果たします
歯の有無は「食事」に大きく影響します。
食べ物を細かく噛み砕くことで、消化吸収をスムーズにしたり、歯ごたえを感じて食事を楽しんだりするために大切です。
また、唇や舌の動きを助けて発音をクリアにする、噛む刺激が表情筋に伝えて豊かな表情を作る、食いしばって瞬発的な力を発揮する、などの役割も果たしています。
歯を抜けたままにしておくとこんな悪影響が
このように、歯は私たちが生きていき上で重要な役割を果たしています。
ですが実際は「歯の1本や2本無くても問題ない」と放置してしまう方も意外と多くいらっしゃいます。
歯が抜けたまま放置することで、ほかにも重大なリスクが生じます。
●かみ合わせが乱れる
歯が抜けると、できた隙間を埋めようと他の歯が少しずつ移動して、歯並びが乱れてかみ合わせが乱れてきます。
かみ合わせが悪くなると、むし歯や歯周病のリスクが高まったり、全身のバランスが悪くなったりしてしまいます。
●噛み合うはずの歯が浮いてくる
ものを食べるとき、通常は上下の歯がかみ合います。
しかし、歯が抜けたままだと噛み合う歯がなく、徐々に歯が浮いてきてしまい、次第に歯が伸びてきてしまいます。
●顎の骨が痩せてしまう
歯を支える顎の骨は、外部からの刺激を受けない状態が続くと痩せてしまいます。
歯が抜けたままだと、上下の歯が噛み合う刺激が伝わらずに顎の骨が痩せてしまい、顔の輪郭にも変化が現れ、シワやたるみの原因となってしまいます。
歯を失ってすぐには影響がないとしても、時間の経過とともにさまざまなトラブルが起きる可能性が高くなるため、歯を失ったままにしておくのは非常に危険です。
歯を失ったらどうすればいい?
もし歯を失ってしまった場合には、義歯を使って歯を補うことが大切です。
義歯には、取り外し可能で、1本の歯の欠損から全ての歯を失った場合にも対応できる「部分入れ歯」や「総入れ歯」、失った歯の両隣の歯を土台として、3本以上の繋がった人工歯を固定する「ブリッジ」、外科手術で顎の骨に人工歯根を直接埋め込み、その上に人工歯を装着する「インプラント」などがあります。
当院では、患者さんのお口や全身の状態、見た目やご予算などのご希望に合わせて、どの義歯を使って治療するかを決めていきます。
患者さまに適した義歯をご提案します
このように、たとえ1本でも歯がない状態で放っておくと、さまざまなトラブルを引き起こします。
当院では、メリット・デメリットを考慮しながら患者さんに合った義歯をご提案いたしますので、早めにご相談ください。