歯周予防におすすめの歯磨き粉「ヒノペリオ」とは!
みなさん、こんにちは。「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です。
みなさんは歯磨き粉を選ぶとき何を重視して選んでいますか?虫歯予防、歯周病予防、美白効果のある歯磨き粉など様々な種類の歯磨き粉があります。
今回は歯周病予防の効果がある歯磨き粉、薬用歯磨きヒノペリオを紹介します。
ヒノペリオに配合されている5つの薬用成分
ヒノペリオの5つの成分が歯周病だけでなく、虫歯の予防にも効果的になります。
- 殺菌作用
●ヒノキチオール
歯周病菌の毒素の産生を抑え、菌の力を弱める働きがあります。ヒノキチオールは歯周病の原因菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス、トレポネーマ・デンティコーラ、タンネレラ・フォーサイシアなど)が歯周ポケット内への侵入するのを防ぎます。ヒノキチオールは多くの細菌に殺菌作用があるため歯周病を予防します。
●イソプロピルメチルフェノール(IPMP)
イソプロピルメチルフェノール(IPMP)は水に浸透しやすく、水に浸透しにくい中間の2つ性質を持っています。そのため薬剤の浸透を妨げる働きを持つバイオフィルムの内部に浸透し、歯周病菌を殺菌します。口臭も予防します。
◇抗炎症作用
●グリチルリチン酸ジカリウム
抗炎症作用を持つため、歯肉の炎症を抑制します。
◇再石灰化促進作用
●モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)
モノフルオリン酸ナトリウムはフッ素の一種であり虫歯予防に効果があります。
虫歯の原因菌であるミュータンス菌は歯の表面に付着して、歯垢(プラーク)を産生します。さらに、食べ物の中に含まれる糖質から酸を産生します。この酸によってエナメル質(歯の表層)の内側から歯を溶かしていきます。
歯はハイドロキシアパタイトという結晶からできています。歯磨き粉でフッ素配合のものを使用すると、モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)が取り込まれ、ハイドロキシアパタイトからフルオロアパタイトという結晶になります。フルオロアパタイトになることによって歯質の脱灰(溶け出す)のを防ぎます。
◇歯石沈着の予防
●ゼオライト
歯石の沈着を防ぎます。また吸着作用によって、口臭を予防します。
歯磨き粉でも様々な成分や効能があります。今回紹介した「ヒノペリオ」は歯周病予防+虫歯予防向けの歯磨き粉です。ほかにも虫歯予防の歯磨き粉やホワイトニングを目的とした歯磨き粉など、様々な用途に特化したものがあります。種類が多くてどんなものを選んでよいのかわからない方、今使っているものが今のリスクにあっているのかわからない方、ぜひ当院のスタッフのお声掛けください。リスクごとにあわせて歯磨き粉をお勧めします。