コラム|津島市 歯医者 歯科をお探しの方は【医療法人津島 にしおわり中央歯科おやこ歯科】まで

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※祝日のある週は木曜診療

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歯科のレントゲンは安心?レントゲンがあたえる影響について

こんにちは。

津島市・あま市エリアで歯科者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です。

みなさんは、歯医者さんでレントゲンの撮影をしたことはありますか?症状があるときはもちろん、症状がないときでも撮影することがあります。ではなぜレントゲンが必要なのか、レントゲンでどんなことがわかっているのか。そして、レントゲンは本当に安全なのでしょうか。今回は歯科用レントゲンについて詳しく解説します。

歯医者さんで使用されるレントゲンの種類

パノラマ…上下の歯や顎の状態など、全体の状態をざっくりと確認できるのが特徴で、初診時には必ずと言っていいほど撮影します。歯の状態、歯周病の進行度合いなど多くの情報を得ることができますが、小さなむし歯を見つけるなどの細かい診断には不向きです。

デンタル…お口の中にフィルムを入れて撮影します。撮影範囲が狭い為、複数の歯を確認する場合は何枚も撮影する必要がありますが、パノラマでは確認できなかった小さなむし歯や歯石の有無、かぶせ物や詰め物の不適合まで、詳細な情報が得られます。

CT…お口の中の状態を立体画像で確認できるレントゲンで、パノラマやデンタルではわからなかった顎の骨の状態や骨密度、神経の位置なども確認することができます。特に親知らずの抜歯やインプラント治療時、根の治療の際にも非常に役立ちます。

歯科用レントゲンの安全性について

2011年3月11日に起きた東日本大震災で原発の事故があってから、歯科医院でレントゲンを撮影する際にも放射線の被ばく量を気にされる方が増えました。実際、歯科用レントゲンはどれほどの被ばく量があるのでしょうか。また、健康に影響を及ぼすことはあるのでしょうか。

まず、人間の体に問題を起こさない放射線の被ばく量の限界は200ミリシーベルトといわれています。

そして私たちは普段生活しているだけでも常に自然放射線という放射線に被ばくしています。食べ物から、大地から、そして宇宙から、被ばくしているのです。自然放射線は、1年間で約2.4ミリシーベルトといわれています。また、東京からニューヨークまで飛行機で往復すると約0.19ミリシーベルト、胃のエックス線撮影(バリウム検査)では約0.6ミリシーベルトもの放射線を被ばくしています。

歯科用レントゲンでは、デンタルで0.01ミリシーベルト、パノラマで0.03ミリシーベルト、CTで0.1ミリシーベルトとかなり微量で、自然界から1年間に受ける放射線量の約40~100分の一です。しかも、歯科医院では鉛の入った防護エプロンを着用して撮影しますので、放射線被ばく量は限りなく抑えられています。

レントゲン撮影と赤ちゃんへの影響について心配される妊婦さんも少なくはありませんが、上記にもあるように、歯科用レントゲンの放射線量は極めて微量で、防護エプロンも着用しますので、おなかの中の赤ちゃんにはほとんど影響がないといわれています。それでもやっぱり心配ということでしたら、いつでもご相談ください。

歯科医療においてレントゲン撮影は必要不可欠で、みなさんに安心して治療を受けていただくために精密な検査が必要になります。放射線と聞くと不安に感じられる方もいるかと思いますが、安心してレントゲン検査を受けていただければと思います。