歯間のお手入れしていますか?
こんにちは。
津島市・あま市エリアで歯医者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です 。
皆さん、歯と歯の間のお手入れはどのようにしていますか?
歯間のお手入れグッズは、歯間ブラシ・デンタルフロス・糸ようじなどさまざまなものがあります。
中には使い方がわからない、面倒くさいから使ったことがないという方はいませんか?
多くの患者様が、むし歯ができる場所は歯間からのことがとても多いです!!それだけ歯間は歯ブラシだけでは磨きにくく、むし歯になりやすい場所ということ。今回は『歯間のお手入れ』についてお話します。
◆歯間のお手入れの必要性
歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくく、どれだけ丁寧に磨いても歯垢が残ります。
むし歯になりやすい場所で1番多い箇所とも言えます!! 食事したあとに食べ物が歯と歯の間に詰まっていると感じたことは皆さんあるかと思います。感覚がなくても結構詰まっていることが多く、歯ブラシのみの歯みがきだと4割の磨き残しがあると言われています。
歯と歯の間の歯垢除去率は 歯ブラシ+デンタルフロス → 86%
歯ブラシ+ 歯間ブラシ → 95%
というデータが出ていて歯間お手入れグッズをプラスするだけで磨き残しはかなり減ります!! 磨き残しはむし歯だけでなく、歯周病の原因でもあります。歯周病菌は血液でよって全身にめぐり、脳梗塞や糖尿病、心疾患、動脈硬化、認知症や早産などあらゆる疾患の誘因となります。『歯周病の予防は全身の予防』にもなります!!
◆お手入れグッズは何を使えばいい?
歯間清掃グッズはフロス、歯間ブラシなどさまざまな種類がありますが、
選ぶポイントとしては ①自分が使いやすいもの ②歯間の大きさや磨きたい場所に合ったもの
使うタイミングは就寝前の歯磨きの時に一緒に使うのがおすすめです!! 就寝中は唾液の分泌量が減り、口腔内の細菌が増殖します。だからこそ夜のオーラルケアは1日のうちで1番念入りにすることが大事です!!
歯間の大きさによって清掃グッズを使い分けると汚れがよくとれます。
〇狭い歯間におすすめ → デンタルフロス
フロスにもさまざまな種類があり、糸タイプのもの・持ち手がついているホルダータイプがあります。
初診者の方にはホルダータイプのほうが、使いやすく始めやすいかと思います。ただ場所によってはホルダーがある
ことによりフロスを入れにくいかもしれません。糸タイプのデンタルフロスは、最初は難しいと感じるかもしれませんが、あらゆる場所に対応できます。ワックス付きとノンワックスタイプがあり、初心者の方は滑りがよく歯間に入れやすいワックス付きがおすすめです。
●使うときのポイント!!
・コンタクト(歯と歯が接しているところ)を通すときは少しきついかんじがします。勢いよく挿入すると歯肉を傷付けてしまうことがあるので注意
・糸タイプの場合、詰め物に引っかかる時は無理に引っ張らず一方の指の糸を外して外側にそっと引き抜いて下さい。
・糸がほつれたり、引っかかる場合は歯と歯の間にむし歯ができている可能性が高いです!歯科医院で相談してください。
当院販売品だと、糸タイプ → ルシェロフロス ホルダータイプ → Ciフロスピック、Y型デンタルフロスがおすすめです!!
〇広い歯間におすすめ → 歯間ブラシ
歯と歯が重なっている部分 → ワンタフトブラシ
歯間ブラシはブラシの太さがどのメーカーのものもかなり細かく分けられています。歯間のすきまのサイズに合ったものを選びましょう。
●使うときのポイント
・スッと抵抗なく歯間に挿入することができ、動かすときにきついと感じないものを選ぶ。
・歯肉炎がある部位は出血しやすいです。プラークを除去することによって出血は改善されます。
・強引に動かすとブラシやワイヤーで歯肉を傷つけるおそれがあるため注意
歯間ブラシに歯磨きジェルをつけて通すとスッキリするのでおすすめです!!
1日の終わりの歯磨きにはぜひプラスで歯間清掃を取り入れてみてください。歯間がむし歯になることが減り、歯石の付きやすさも変わってくるでしょう。サイズ選びやどのグッズを使えばいいかわからない方はスタッフまでご相談くださいね。