コラム|津島市 歯医者 歯科をお探しの方は【医療法人津島 にしおわり中央歯科おやこ歯科】まで

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※祝日のある週は木曜診療

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先天性欠如歯、過剰歯や歯の異常が及ぼす影響

こんにちは。   津島市・あま市エリアで歯医者をお探しの皆さん、「にしおわり中央歯科おやこ歯科」です。 

口の中では様々な症状が現れ、歯科診療所に人は来ます。歯を磨かないで不衛生にしていていると虫歯、歯茎が腫れて痛い。事故により歯が欠けたり抜けてしまうなどあります。

これらの物は何かしら原因があって症状が結果としてでます。

今回、話していこうとするものは明確な原因が無く問題が起きてしまう厄介なものになります。

その歯の異常については歯が多い少ない、個々の二つの歯がくっついてしまっている、歯はあるけれど大きさで異常があるなど様々です。

歯が多い過剰歯であれば、問題が無ければ歯を抜けばいいでしょう。歯が無い場合はそうはいきません。

先天性欠如歯、要するに歯が本来あるはずなのに無いものさします。例えば、六歳になりますと前歯が抜けて大人の歯に生え変わっていきます。この先天性欠如歯ですと、その後続の歯が無く子供の歯は揺れて抜け落ちることなく生涯子供の歯のままとなります。または子供の歯自体が初めから無いということもあります。この現象は珍しくなく、10人に1人の割合となります。

親知らずに関しては、ある人とない人がいます。これも先天性欠如歯、ある筈の歯が無いということになります。傾向としては親知らず、前歯で多くみられます。また遺伝的な要因もあり、親の歯が無いと子供の歯もない場合が多くみられます。1本程少ないのであれば、そこまで生活に影響は出ません。しかしこれが3本4本となってくると生活に支障がでてきます。

欠損が多くなると噛み合わせが左右で差が出てくることが多く、当然歯が多くあるほうで噛もうとします。片側で食事をしていると顔の筋肉、歯のすり減り方に差がでて長い期間でみると顔貌の形が変わってきます。そうならない為に歯の代わりになる代替品が必要になってきます。代替品としてインプラントやBr(繫がった被せ物)、入れ歯といった物で補っていくことができます。子供の場合は顎が成長していく為、安易にインプラント、Brといった物は選択できません。保隙装置と呼ばれるもので歯のスペースを守りつつ、成長が落ち着くまで経過をみていくことになります。

条件次第では保険治療でインプラント、矯正治療が可能になることがあります。ただその条件は厳しく、簡単に条件を上げると先天性欠損が6歯以上ある、先天性欠損が連続して4歯あるいは5歯以上ある(歯列矯正後も4~5本以上歯が欠損している部分がある)

またこの条件をクリアしても、どこでも治療できるわけではなく指定自立支援医療機関で治療が可能になります。

後続の大人の歯がないとなると、その子供の歯はこの先ずっと付き合っていく歯になります。ですが、子供の歯は構造上弱く、簡単に虫歯になりますし欠けてきます。私見ではありますが先天性欠如歯にならないための対策はありません。早く知り、今後の対策を考えることが重要となります。

早期発見するためにはできるだけ早く歯科医院通い、定期健診に通っていただくなど医院の雰囲気に慣れていきレントゲンを撮ったりすることが大切になります。